それってつまり結局は

TEAM NACSとジャニーズのブログ。

ジャニヲタがTEAM NACSにハマってしまった感想

 
 
あややさんが紹介してくださったブログが面白かった。ここには沢山のジャンルが紹介されているが、この更新以前にあややさんがTwitter身近な人がジャニーズに転がり落ちたブログを紹介してくださっていて、私はそれがとても興味深かった。そこから一部のブログをするジャニヲタの間で、ジャニーズにハマったきっかけを綴るというブームも起きている。
 


最近読んだジャニヲタブログ30選 - それは恋とか愛とかの類ではなくて

 
 
私も突然あるものに転がり落ちた身だったので、その衝撃、さらに側から見た俯瞰的な視線は最高に面白かった。なので、ジャニヲタが予想だにしない別のものにハマってしまったという目線で、若干時期外れだが私も書いてみることにする。
 
 
タイトルにもあるように、SMAP、嵐のファンだった私はある日突然、TEAM NACSに転がり落ちた。私のジャニヲタ人生はこちらの通り。
 


20年程担当を持たなかった私がここにきてV6の岡田准一担になった理由 - それってつまり結局は

 
 
上記にも書いたが、私は幼稚園からジャニヲタの人生で「あぁ、あの人面白いよね、好きだよ」という好感度より上の感覚を、ジャニーズ以外に持つと思わなかった。そんな私がTEAM NACSに転がり落ちたきっかけは、当時日本テレビで水曜の深夜に放送していたGの嵐』。私は録画予約をミスって一度違う番組を録画してしまった。勘の良い方はお分かりだろう。その番組とは水曜深夜の定番水曜どうでしょうだった。
 
 
私が初めて見た企画はユーコン川企画で、出演者の大泉洋さん、鈴井貴之さんが罰ゲームとしてユーコン川160kmをカヌーで下るという企画の第6夜だった。アウトドアなんて嫌いだというタレント陣が綺麗な景色や「世界ふしぎ発見ごっこ」などから段々と楽しみを見出していく可笑しみのある企画。
 
 
そこで、カヌーの上の鈴井貴之さんに寝転がるよう指示した大泉洋さんがひとこと言ったのだ。
 
 
 
「いい画ですねぇーミスター、ジュリーみたい!」
 
 
 
はい、この一言がきっかけです。なんでもないことだったのに、母親の影響でジュリーも好きだった当時高校生の私は、なんて面白いことを言う人なんだ!と衝撃を受けました。そしてその回を見進めていくと、その面白い天パの男は「ゴォウ!ムゥーブ!」と叫びながらテントを設営するも手間取って自分のせいにされ、「荒々しい男になりたい」と言って黒のパンツ一丁で蚊と闘いながらビニール袋からチョロチョロ流れるシャワーで頭を洗い、クイズの出題者・草野仁板東英二黒柳徹子の4役を物まねで一人こなす「ひとり世界ふしぎ発見を披露して、翌朝「自分の生まれ故郷をディレクターに爆破される夢」を見たと暴露されていた。
 
 
この人のことを何も知らないのにしぬほど笑った私は、それから『Gの嵐』と並んで『水曜どうでしょう』も録画するようになった。そしてあっという間に大泉洋を好きになり、一時期は木村拓哉よりも松本潤よりも世界で一番格好いいと思うほどの病気にかかっていた。これは間違いなく病気だったと思う。
 
 
私がその病気にかかったのは、ジャニーズにありそうでないものを持っている集団だったからだ。TEAM NACSは5人組。SMAP木更津キャッツアイ、嵐を好きになった私には大好物のデータだ。それも大きな理由だが、何より私が一番惹かれたのは「ハタチ前後の大学の友達から始まって、ただのサークル活動だったところから、自らプロを目指し始めた」ということ。
 
 
以前のブログでも書いたが、私の意識していた芸能人・ジャニーズは中学生くらいの少年期に右も左も分からない状況で出会い、大人の中で揉まれながら切磋琢磨する青年期を過ごしていた。
 
 
ジャニーズは「メンバーじゃなかったら友達じゃなかったかも」と思うほどのバラバラな個性、センスを持っている。だからこそ出会えた奇跡が最高に面白いと思っているのだが、TEAM NACSはもともと友達なのに「よく友達になったな」と感じるほどバラバラな個性なのだ。
 
 
そんなTEAM NACSが友達になった理由は「面白いと思うものが同じだったから」であり、それは活動していく上で非常に大切なものだ。そしておそらく私がTEAM NACSを好きになった根本的な理由も、「TEAM NACSが面白いと思うものが私と同じだったから」だと思う。
 
 
前置きが長くなってしまったが、TEAM NACSを好きになってしまったジャニヲタが感じたことや、いわばカルチャーショックを受けたことを紹介する。
 
 
  • 共通点
TEAM NACSは本業の他にラジオ、バラエティー、司会、歌や踊りをするなど、ジャニーズと共通点は多い。それもハマりやすい要因なので、何かの瞬間にジャニヲタはTEAM NACSに転がり落ちる危険性は大いにあるとおもう。
 
 
彼らが「北海道でテレビをつけたら大体メンバーの誰かが出ている」という状況になってきたのは、ジャニーズがキー局でそうなっていった90年代後半。ファンクラブが設立されたのは2002年で、それまで公演のチケットは電話かローソンだった。
 
 
このローソンというのも個人的には親近感が湧く点である。私が子供の頃、ジャニーズのVHSはローソンで受け取っていた。TEAM NACSは今でもローソンで予約し、受け取るため、ロッピーの予約欄には「『水曜どうでしょう』などOFFICE CUE関連」といった項目もある。そう、ジャニーズがやらなくなってしまったこともやっていたりして、懐かしがる親戚のおばちゃん感覚で沼にハマるのだ。
 
 
 
  • 担当文化
ジャニーズにはいわゆる担当と呼ばれる文化がある。私はあまり自分で担当を持つことはしなかったが、ついに去年から岡田担と名乗り、初めての担当を設けたのだが、実はTEAM NACSにも担当文化に代わるものがある。それが子◯◯だ。
 
 
元々は、大泉さんが『水曜どうでしょう』内で自分のファンの子のことを「僕の子猫ちゃんたち」と呼んでジョークを飛ばしたことが発端だ。ちなみに大泉さんは大の猫嫌いだが、言葉の響き的にそれとこれとは別らしい。それから大泉ファンのことを子猫と呼ぶようになり、そこから発展して以下のようにもちろん他のメンバーにもつけられるようになった。
 
 
森崎→子顔
安田→国民
戸次→子残念
音尾→子魚
 
 
リーダーの森崎さんは顔が大きいというのが特徴であるため子顔で、安田さんはその独特の安田ワールドを発揮しているために安田国の国民、戸次さんは言わずと知れた残念なので子残念、音尾さんは目が離れていて魚顔だと言われているので子魚である。どっちかって言うとマイナスイメージが多いけどそこをネタとしてその人の象徴にするのがTEAM NACSファンで、TEAM NACSのファンのことは子NACSともいう。
 
 
そして、それとは別にNACS番号というものが存在し、まぁ年齢&学年順に1から5番目まで割り振った番号なのだが、それらを基にしたコンビ名も存在する。ジャニーズでいえば2TOP、しんつよ、にのあい、翔潤のようなコンビ名なのだが、決まった呼び名がないコンビは大体13、45などと番号であてはめる。ついでに決まった呼び名のコンビ名を紹介するが、色々疑問に感じる部分はスルーまたは調べればすぐに出てくると思われる。
 
 
  • ワンツー(森崎・安田)
NACS番号から
 
  • MOブラザーズ、チーム面白い顔(森崎・音尾)
二人でやっていたCMから
ハナタレナックス』にて大泉さんが勢いでつけたコンビ名
 
  • ハンサム(安田・戸次)
ハナタレナックス』初期のバトル企画でのコンビ名
 
  • ゴルゴ(安田・大泉)
二人でやっていたラジオ名から
 
  • マッスル(安田・音尾)
マッスルブラザーズとしてボディビルのドラマをやったから
 
  • FANTAN(戸次・大泉)
おにぎりあたためますか』でCDデビューしたユニット名
 
 
また、この呼び方はメンバー公認であり、担当文化をタレントも把握、公言しているのも中々面白い。
 
 
 
  • 地元を愛するだけでなく経済効果を狙う
本公演と言われる、TEAM NACSが5人揃う舞台は北海道の他にも東京、大阪など各地方都市で行われ、今夏に幕が上がる予定の本公演は全国都市を回るという。
 
 
しかし、ジャニヲタとしては外せない、コンサートに当たる音楽イベント「CUE DREAM JAMBOREE」(略してジャンボリー、CDJ)は、二年に一度の開催で、北海道でしか公演をしない。正直、東京でやっても人は集まると思うが、彼らの重点はそこではない。
 
 
ずばり、地元・北海道にお金を落としてもらうということ。
 
 
TEAM NACSのリーダー・森崎さんは農業番組『森崎博之あぐり王国』を長年持ち、食育や農業者の就職などの講演会で講義をするほどで、「どこに向かっているんだ」とメンバーからいじられる。かく言うメンバーも、大泉さんは『1×8いこうよ』で北海道のお米、漁業、林業、観光、ウィンタースポーツなど様々を応援して、ついには札幌ドームで万博まで開催。残る3人もレギュラー番組『ハナタレナックス』内のコーナーで2008年から『北海道笑顔プロジェクト』と題して一人一人がくじ引きをした街にアポなしで訪れ、観光スポットやグルメを紹介して町の人々の笑顔の写真をおさめるという、なんとも地元に根付いたほんわかする仕事をしている。
 
 
彼らは思いのほか真面目に地元・北海道を愛していて、できれば自分たちというより北海道にお金を落としてもらいたいと思っている。そのために北海道のみでイベントを行って、実際かなりの経済効果を生んでいる。彼らが紹介した店は満席になり、それまで観光スポットではなかったなんでもない札幌近郊の場所が観光スポットとなった。最も混み合うのは彼らを学生時代から応援していた洋食屋「カリー軒」。ここにはTEAM NACSの学生時代からの秘蔵写真アルバムが何冊もあり、自由に閲覧することができ、聖地でもある。
 
 
この潔さには驚いた。私は今までのジャニヲタ人生において、地方によっては番組を見れない場所があるために、コンサートなどでは「みなさんの近くに行きます」というタレントたちを見てきた。しかしTEAM NACSは5人揃うレギュラー番組は北海道以外放送しない、音楽イベントもファンミーティングも北海道以外で公演しない、それが取り柄だとしているのだ。
 
 
そのため、イベントがあるとほとんどの人が遠征となるため、ターゲットは働いていて、ある程度自分にお金を投資できる層がメインだ。最近増えてきたように思える10代のファンは、親を巻き込まない限り中々イベントには行けずヤキモキしていると思うが、おそらくTEAM NACSは自分たちはただのおじさんだと思っているので、10代のファンはあまりいないと思っている。
 
 
そして当然のごとく北海道が好きになり、一度は本気で移住計画をたて、道民でもないのに「なまら」「したっけ」「なした?」などを使いたくなり、スープカレージンギスカン、いももちが好物になり、「ケンミンショー」が北海道だと食い入るように見て少しでも道民に近づきたくなる。
 
 
 
  • 会報の充実感
なんといっても会報が素晴らしい。B5版で30ぺージもある充実さ。更には更新をするとその次の会報時に、前年のファンミーティングのDVDまで付いてくるお得感。これは正直3000円(去年から3500円に値上がりしてました。教えてくださったとおりすがりさん、ありがとうございます!)の会費は安いとさえ思える。ジャニーズの細長くて字が細かい会報しか見たことのなかった私は初めて来たOFFICE CUEの会報に驚いた。これが一番衝撃的だったかもしれない。素晴らしい写真に素晴らしいレポの数々。スタッフも最高に面白い人たちなので、ただただ頭が上がらない。
 
 
 
これが少し面白い相違点だと感じたところ。ジャニヲタだった私にとってラジオは「タレントがあまり飾らずに表現できる場所」だと思っていた。中居正広さんはガッサガサの声で話し、木村拓哉さんは下ネタを生き生きと話すなど、いい意味でテレビのような張り切りは感じない。話すことも前後したり、多少の間ができたりするところに、普段の話し方、普段の声のトーンを感じられてキュンときていたのだが、TEAM NACSはラジオでもの凄く張り切ったりする。
 
 
特筆すべきは安田顕さん。彼は根暗な無口キャラで、振られても喋らない時があるというツワモノだが、大泉洋さんとのラジオ『GOLGOLGO』においてはいわば回し役で、リスナーへのプレゼントの案内や宣伝、今週の議題、メールの宛先などを流暢に話し、大泉さんが暴走するとたしなめたりもする。(たまに大泉さん以上に暴走してしまう場合もあるが)
 
 
普段の安田さんを考えると倍以上喋っているのではないかというほどだが、彼はラジオで生き生きとしているのだ。他のメンバーもラジオだからはしゃいでも大丈夫だ!と言わんばかりに大盛り上がり。こちらには見えないというのに、誕生日のメンバーに次々にドッキリの品をプレゼントしたり、テレビ以上に張り切った企画をしていると感じることもある。
 
 
もちろん最初からうまくいくわけはなく、無言ができたり放送事故になりかけて何度も始末書を書いたことがあるとか。しかしそこからトークが磨かれ、全員が食レポや情報番組のレポーター、司会進行のできる5人組となった。そこがジャニーズと同じようで違っていて、不思議かつ面白いところで。本業の役者の次に彼らはラジオが一番思い入れがあるといった発言も多い。
 
 
 
  • ファンミーティング
年に一度、12月になると例によって札幌でファンミーティングが行われる。650人の選ばれたファンは着飾った服装でタレントに会いに行き、ディナーショー形式のためディナーやお酒も嗜む事ができる。これがまたマニア垂涎もののイベントで、なんとファンミーティング中は写真撮影OKなのでいつでもタレントを激写しても良いし、抽選で選ばれたファンはプレゼントを手渡ししてもらえるし、更に抽選で選ばれたファンはタレントとツーショット撮影ができる。ツーショットではなんでも好きなポーズをリクエストできるため、後ろから抱きしめてもらうことももちろんOK。また、最後には必ずタレントの誰かが作ったクリスマスソングが歌われ、帰りにはタレント全員とハイタッチすることができる。
 
 
ファンミーティングは毎回テーマが決められ、そのテーマに沿ったコスプレをタレントがするのだが、それが妄想が現実になったような素晴らしいテーマなのだ。歴代のテーマはホスト(2008年)、和装ホスト(2009年)、執事(2010年)、事務所20周年プレパーティー(2011年)、学校(2012年)、刑事(2013年)、医者(2014年)となっている。
 
 
妄想を現実にしてくれる優しい事務所、OFFICE CUE。また、SMAPが年末になると家庭的になるかのように、年末が人を和ませ、左ではワンツー、右ではFANTANがわちゃわちゃしてて目が足りないといった状況が多く、それはそれは幸せ過多な空間だ。
 
 
イベントには芸の細かいグッズ、展示品もある。ビリケンさんならぬヤスケンさん(もちろん裸)の像があり、お参りしたりおみくじを引くことができる。ブロマイドやパンフレットはもちろん、OFFICE CUE恒例のガチャガチャピンバッジがあり、そこで名物マネージャーに会うこともできる。また、ジャンボリーや本公演が行われた年のファンミーティングの場合は衣装や小道具の展示もあり、ミュージアムのようになる。
 
 
 
  • ファン層
やはりジャニーズに比べると高めではあるが、男性もかなり多く、前述のジャンボリーにはカップルや夫婦も多いほか、ジャンボリー中にある森崎さんのコーナーで隣の他人と手をつなぐ恒例の演出があり、そこから発展して結婚したカップルも耳にする。
 
 
男女ともに笑いのポテンシャルが高い人が多いように見受けられ、名物リスナーも多くいる。上記のファンミーティングでは刑事がテーマの際に囚人服で参加した男性や、衣装を完コピする男性もいて驚いたこともある。
 
 
既婚者も多く、ジャンボリーにおいては分別のつくような年齢の大人たちが最高にくだらないバカ騒ぎをすることに意義があるとされている。そのため、ファンは全国屈指のバカのエリートと呼ばれることも多々あり、褒め言葉としてタレントと笑い合って使っている。ちなみに2014年はジャンボリーのオープニングにて「全国から集まったウマシカのみなさん」と煽られ、我々は雄叫びと共に拳を振り上げた。
 
 
 
  • アリーナクラスのイベント
ジャニーズは今やデビュー間もなくともドームでのコンサートが多い。自担のいるV6は代々木体育館が聖地となっているが、私はブレイク前の嵐のコンサートでよく横アリに訪れており、アリーナクラスの会場はとても懐かしさを感じる。双眼鏡を使わなくともメンバーの表情がある程度分かるあの距離。それを味わえるのも、ジャニヲタを兼ねている私には楽しいところで、何よりV6が北海道でコンサートをする際に利用するきたえーるはジャンボリーの会場でもあるので熱いものを感じる。
 
 
 
  • グルメ
情報番組のレポーターをしていたメンバーもおり、番組で道内の美味しいものを食べ尽くしてきた5人はとにかく美味しいもの好きで、V6でいう長野さんのようなこだわりのグルメキャラが森崎さん、戸次さん、大泉さんに該当する。とにかく3人が美味しいと唸ったものはものすごく美味しいのだ。最近では東京で仕事の合間に食べた美味しいお店なども紹介してくれるため、自ずとファンも美味しいもの好きになっていく。そして一軒にとどまらず、フードファイト状態になることも多い。
 
 
 
  • メンバーが揃うメインの場は、役柄として
TEAM NACSの本業は舞台役者。今やテレビや映画に多く出演してはいるが、舞台が本業の集団。ジャニーズでいうところのコンサートの場がその舞台に当たり、そこは騒ぐことは禁じられた場所。また、本人ではなく、役としてやり取りするメンバーを見ることがメインである。
 
 
しかしこれがなんとも面白い。普段と違う呼び方で、普段と違うシチュエーションで、時にはメンバー同士で対峙したり、大声で怒鳴りあうこともある。その分、常に本気でメンバー同士で会話するという状況を2時間近く見ることができるのだ。コンサートであれはアイドルはファンと向き合うものだが、舞台ではメンバー同士が向き合う姿をファンが見守る。この構図が私は結構好きだったりする。
 
 
また、ジャニヲタとしてはメンバー全員が共演するのは結構夢であったりするので、全員で囚人や軍人、新撰組、音楽家、兄弟、戦国武将などを演じることは非常に高まる。
 
 
 
  • セルフプロデュース
彼らは全員、自分たちでドラマを企画して脚本を書き、挿入歌や主題歌も作るという北海道ローカル番組を経験し、以降ほとんどのものを自分たちで製作している。
 
 
こだわっているわけではなく、おそらくただ単に人に頼むと権利やらお金が発生するからだ。
 
 
ローカルにはお金がない。何より制作スタッフとしてドラマを中心に活動するスタッフはいない。バラエティー班がスポーツ、報道以外を全て担当するのだ。ドラマなんて撮ったことがないスタッフは、TEAM NACSと共に工夫しながら手探りでドラマを製作した。ディレクターが花火をたいて走ることでスモークを演出したり、なんとかキー局のように格好よくならないか試行錯誤した。その時間は彼らに大きな影響を与えたはずだ。
 
 
現在ではキー局のドラマに出演している他、その番組はなくなったのでドラマ制作に携わることは無くなったが、音楽面ではファンミーティング、ジャンボリーの度に発表される新曲はすべてメンバーによる作詞作曲である。
 
 
鼻歌族もいれば楽器を使う人もいるので5人がバンド形式で披露することはないのだが、基本的に音程はあまり外れない他、おじさんたちは息を切らしながら生歌で頑張っている。役者であるから声もいいし、ハモりもこなす。今は体力の限界から踊ることはしないが、20代の頃は舞台でもよく踊り、振り付けは音尾さんがしていた。このように、自分たちが披露するものは自分たちで作らなければならないというセオリーもジャニヲタからすると大変面白かった。
 
 
 
  • 5人中4人が既婚者、内3人が子持ち。そして家庭のことを話すこともあるいい夫・いい父親
なんといっても私はこのポイントが高かった。戸次さんを除く4人は既婚者であり、音尾さん以外の3人は子持ちでもある。彼らはアイドルではないので、役以外に自分を偶像化しない。そのため、視聴者から「どうして結婚しようと思ったのですか?」と問われると素直に話してくれるのだ。
 
 
また、その言葉たちは彼らの妻でもないくせにキュンとくる。「自分より大切だと思える人だったから(音尾さん)」「とにかく結婚はしようと思っていた。自分はまだ役者だけでは食べていけなかったから300万円貯まったらご両親に会いに行こうと決めた(安田さん)」「これ以上の人はいないと思ったから(森崎さん)」「相手がいなくなってしまうと考えたら辛かったから(大泉さん)」など、結構ストレートにこっぱずかしくなるようなことを語ってくれる。
 
 
また、メンバーの誰かに子供が生まれた時に心から祝いあう姿を見守ることができるのもジンとくるし、パパ友としての新しい関係性も見ることができる。この夫、父親としてのプライベートを本人から聞けるということは、ジャニーズになくてTEAM NACSにあるものの中で一番グッときたものだ。プライベートをベラベラ語るという訳ではないが、尋ねられたら人生の先輩として奥さんに気を遣いながら丁寧に話してくれる。彼らは素晴らしい夫だ。戸次さんにも是非そこに参加して欲しい。
 
 
 
 
このように、ジャニヲタの私からすると、TEAM NACSは北海道ローカルの中でタレント文化を根付かせるに当たってパイオニアとしてSMAPを参考にした部分もあるだろうし、農業や漁業を応援して各地方を巡るTOKIOのような農業タレントでもあり、自ら作詞作曲して披露するKinKi Kidsのようなアーティスト気質でもあり、グルメな人や既婚者などがいるV6のトニセンのようでもあり、元々学生なので内輪ネタでわちゃわちゃする嵐のようなクラスの仲良し男子グループの雰囲気もあるのだ。
 
 
 
やっぱりコンサートはジャニーズだな!と思うし、舞台はTEAM NACSだな!と思う。ジャニーズはキラキラアイドルだな!と思うし、TEAM NACSは素晴らしい既婚者だな!と思う。もはやこの二つを好きになってしまった私はただただ流れに身を任せている。もし、TEAM NACSが気になっているジャニヲタがいるなら、これを念頭において欲しい。
 
 
 
 
会いに行けるけど旅費が高いぞ!覚悟するんだ!でも会いに行ったらものすごくいい待遇してくれるぞ!
 
 
 
 以上、ジャニヲタがTEAM NACSにハマってしまった感想でした。